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キリンHD/日本綜合飲料事業の管理業務子会社キリンを吸収合併

2019年01月28日 16:30 / 経営

キリンホールディングスは1月28日、完全子会社のキリンを7月1日付で吸収合併すると発表した。

<キリンの位置づけ>
キリンの位置づけ
出典:キリンホームページ

キリンは、2013年にキリンビール、メルシャン、キリンビバレッジで構成する日本綜合飲料事業における一体経営の実現を目指して設立された。

日本綜合飲料事業の各事業会社で共通する業務の管理やサービスの提供を通じて、グループ内の横連携を強化する役割を担ってきた。

2015年からは、キリンHDとキリンの一体的運営を開始し、より緊密に連携することによって戦略策定と意思決定の迅速化を図ってきた。

今回、「キリングループ2016年-2018年中期経営計画を終えて、新たなステージに向かう中、中長期的な観点から今後の事業戦略の実現に適した体制を検討した。

その結果、グループ一体経営をさらに推進するためには、キリンHDとキリンを統合し、機動的な組織体制を構築することが最適であると判断したという。

2017年12月期のキリンの決算は、売上高982億5700万円、営業利益544億3900万円、経常利益544億3500万円、当期利益541億4000万円だった。

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