セブン&アイ/「経営レポート」初公表、1日当たり2400万人が来店
2019年06月26日 17:00 / 経営
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セブン&アイ・ホールディングスは6月26日、「セブン&アイ経営レポート」(統合報告書)を初公表した。
<セブン&アイ経営レポート>
出典:セブン&アイHDホームページ
ステークホルダーとの建設的な対話と誠実なガバナンスによる価値協創のための施策の一環。
セブン&アイ経営レポートは、経営に関する主要情報とその考え方を集約・整理し、株主・投資家のほか、すべてのステークホルダーに理解してもらうために、自社の言葉で分かりやすく説明する報告書。
これまで発行してきた「コーポレートガバナンス・レポート」に「統合レポート」の良さを入れ込み、両レポートを一体化することで、自社の中長期の企業価値向上に関する取り組みを、価値協創ガイダンスに基づき、より統一的に、分かりやすく伝えるもの。
コーポレートガバナンス・コードが開示すべきとしている「特定開示項目」についても、レポート上で開示・説明することで、誠実なガバナンス(G)により、環境(E)・社会(S)等の社会課題解決と企業価値向上の両立を図る、グループ経営の取り組みを分かりやすく伝えるという。
経営レポートでは、グループの2019年2月末現在の、主要な経営数値も開示している。
日本国内の1日当たりの来店客数は約2400万人、世界では約6400万人となっている。店舗数は、日本国内で約2万2400店、世界全体で
約6万9200店となっている。
セブン銀行ATMの設置台数は、約2万5000台で、1日当たりのATM利用件数は約230万件だった。
7iDの登録者数は約1280万人で、日本の人口の約10人に1人が会員となっている。
セブン-イレブン・ジャパンのチェーン全店売上高は約4兆8988億円で、国内コンビニのマーケットシェアは44.4%を占めている。
セブンプレミアムの年間売上は1兆4130億円で、セブンプレミアム販売金額10億円以上のアイテム数は274アイテムだった。
セブンカフェの年間販売数は約11億杯で、1分で約2000杯を販売している。
セブン-イレブンのおにぎりの年間販売数は、約22億7000万個で、1分で約4300個を販売している。
セブン-イレブンの年間料金収納代行取扱件数は、約5億200万件、取扱金額は約5兆2000億円、1分で約950件を取り扱っている。
経営レポートは、「価値観」「持続可能性・成長性」「ビジネスモデル」「戦略」「重要指標」「コーポレートガバナンス」「財務セクション」の分類で、それぞれを詳しく解説している。
■セブン&アイ経営レポート
https://www.7andi.com/ir/library/mr.html
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