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マツモトキヨシ、ココカラファイン/経営統合向け協議開始の覚書締結

2019年08月19日 16:30 / 経営

マツモトキヨシホールディングスとココカラファインは8月16日、経営統合に向けた協議開始に関する覚書を締結したと発表した。

経営統合に関し、経営統合準備委員会を設置。両者間で独占的に協議する。独占交渉権の期間は2020年1月末までとしている。協議・交渉が継続している場合は延長される。

両社は、地域住民の健康と美容の増進、生活の充実に最大の価値を置くという共通理念を持っている。今後、各種リソース、インフラ、ノウハウなどの経営資源を相互に活用してさらなる発展を目指し、対等の精神に則り、経営統合に関する検討、協議を進めていく。

両社は4月26日付で、資本業務提携に関する協議開始を発表。同時に、ココカラファインは6月1日、スギホールディングスと経営統合に向けた協議を開始すると発表した。

ココカラファインは、マツモトキヨシホールディングス、スギホールディングスとの経営統合の提案について検討する特別委員会を6月11日組成。亀井淳元イトーヨーカ堂代表取締役社長最高執行責任者、今井光元メリルリンチ日本証券副会長、松田淳KPMGヘルスケアジャパン代表取締役、弁護士の中川秀宣氏、公認会計士の和田芳幸氏、社外取締役の谷間真氏の6人を委員として選任し、両社からの提案を検討していた。

マツモトキヨシHDの2019年3月期通期の連結決算は、売上高5759億9100万円、営業利益360億2800万円、経常利益389億7800万円、親会社株主に帰属する当期純利益250億3500万円。

ココカラファインの2019年3月期通期の連結決算は、売上高4005億5900万円、営業利益129億1500万円、経常利益152億3300万円、親会社株主に帰属する当期純利益91億5800万円。

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