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ローソン沖縄/エリアフランチャイズ契約更新「300店」目標に

2019年11月26日 16:15 / 経営

ローソンとサンエーは11月25日、エリアフランチャイズ契約を更新し、10年間契約期間を延長したと発表した。

<ローソン沖縄設立10周年>
ローソン沖縄設立10周年
出典:ローソン沖縄10周年特設ページ

ローソンは1997年7月に沖縄県に出店し、コンビニ初となる47都道府県全てへの出店を果たした。2009年1月にローソンとサンエーによる沖縄県内での業務提携を締結。同年10月に、主旨比率サンエー51%、ローソン49%の合弁会社ローソン沖縄を設立し、12月からローソン沖縄を通じたエリアフランチャイズ展開を開始した。

2009年12月時点は133店からスタートしたが、2019年10月現在、沖縄本島のみで237店を展開している。契約更新を機に、店舗数を300店にする目標も発表した。

<沖縄県内における店舗数の推移>
沖縄県内における店舗数の推移

ローソン沖縄では、沖縄の食文化にあわせた地域色豊かなオリジナル商品を開発。「うちなー弁当」(税込450円)、「ポーク玉子おにぎり」(212円)、「レンジ 沖縄そば」(430円)などが定番商品となっている。

おにぎりでは、他のエリアにはない「油みそおにぎり」が売れ筋上位となっている。

2012年2月からは、プライベートブランド「ローソンセレクト」の販売をサンエーの店舗でも開始した。2013年10月からは、沖縄県内メーカー13社と共同開発した沖縄限定「ローソンセレクト」をサンエーと共同販売している。

沖縄限定ローソンセレクトは当初23品から現在は50品まで拡大。「ローソンセレクト沖縄そば」(100円)、「じゅーしぃの素」(204円)、「あんだんすー」(214円)などを販売している。

沖縄県での売れ筋商品は、全国に比べ、店内いれたてコーヒーやフライドチキン、おでんの販売数が多い。観光客や修学旅行生が多い地域であり、酒やお菓子も全国と比べて好調となっている。

<都道府県別・カテゴリー別販売高ランキング>
都道府県別・カテゴリー別販売高ランキング

■ローソン沖縄
http://okinawa.lawson.jp/

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