流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





丸久/新型ウイルス慰労で「従業員買い物割率10%」に引上げ

2020年04月17日 16:50 / 経営

丸久は4月14日、全国的な新型コロナウイルスの感染拡大の中で、ライフラインとしての食品等生活必需品の提供業務に携わる従業員への支援として、従業員買い物割引率を5%から10%へ引き上げると発表した。

割引率を引き上げることで、衛生用品や生活必需品購入資金の一部を補助し、緊急時における食品等生活必需品販売業務継続への慰労金とするという。

同社は4月16日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みを発表している。

店頭入口のアルコール消毒液の設置、レジ・売場従業のマスクと手袋の着用、試食・バラ販売の中止、ジェットタオルの使用中止を実施している。

従業員は、毎日検温し、手洗い・うがい・手指のアルコール消毒を実施。大規模なイベント、会議、出張などは延期または中止している。

4月25日から「土曜朝市」を中止、チラシ特売は順次、削減する。北九州の3店「アルク小倉東店」「同到津店」「同に西門司店」では、すでにチラシを中止している。

北九州の3店では、店内の混雑緩和と商品の安定供給を目的として、「シニアデーポイント10倍セール」を当面の間、自粛する。

■お客には社会的距離、キャッシュレス決済を推奨

お客に対しては、レジに並ぶ際に、一定の間隔をあける目印のラインを引き、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を保った買い物をお願いしている。

また、支払いでは、マルカカード、その他電子マネー、クレジットカードによるキャッシュレス決済を推奨している。

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧