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ローソン/レジに聴覚障がい者向け「耳マーク」で買い物支援

2022年08月26日 12:10 / 経営

ローソンは8月30日、聴覚に障がいのある人の買い物をサポートする「耳マーク」を表示した指さしシートをレジカウンターに設置する。

<新たに店舗入り口ドアに「耳マーク」を掲出>
耳マーク

「耳マーク」とは、一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が保有するマーク。聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人、聞こえにくい人への配慮を表す。鉄道会社や銀行、劇場の窓口などでも設置が広まっている。

聴覚に障がいのある人の多くは、相手の身ぶりや口の動きを見て会話を理解している。新型コロナウイルス感染症の拡大により、マスクの着用が日常的になったことで、聴覚障がい者は店員の口元の動きを確認できなくなり、買い物時の店員とのコミュニケーションに悩んでいる。

今回の取り組みは、そのような不便を解消するため、レジ袋やカトラリー、レンジでの温めの有無を指さしで確認することができるシートをレジカウンターに貼付。買い物時のコミュニケーションをサポートするもの。

<レジカウンターに設置した指さしシート(イメージ)>
指さしシート

実際に聴覚に障がいのある社員の意見を参考にしている。指さしシートに掲出する内容、入り口ドアへの耳マークの掲出については、加盟店オーナー、クルーにも意見を聞き決定したという。

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