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流通経済研究所/「流通情報」5月号「店舗DXの現状と近未来店舗」特集

2023年05月11日 12:50 / 経営

流通経済研究所はこのほど、流通・マーケティングの研究情報誌「流通情報」の2023年5月号を発行した。5月号では「店舗DXの現状と近未来店舗」を特集した。

Web2.0のイノベーションは、Amazonなどネット通販の成長に好影響を与えている。このような小売イノベーションは既存の小売ビジネスにも広がり、多くの小売企業がDX化に取り組み始めた。今号の特集では、デジタル投資を増やしつつある小売業の売場にスポットを当てた。

<流通情報>
流通情報

◎特集「店舗DXの現状と近未来店舗」のポイント
<店舗DXの現在地>
1.お財布シェア測定~オムニチャネル・ショッパーを増やすことが、小売業のロイヤルティを高める戦略として有効
2.ネットスーパーの成長性~将来的には、メタバースの利用が顧客体験価値の向上につながる
3.多様なキャッシュレス化のDX~AIカメラ型、カード型、スキャン型

<仮想空間の可能性>
1.メタバースと買い物行動~アバター同士がNFTを商品やサービスの売買を行う、あるいは、実店舗と仮想空間の店舗を行き来する世界
2.VRによる商品パッケージ評価~売場を仮想空間で再現し、新パッケージの視認性を評価

◎特集「店舗DXの現状と近未来店舗」のタイトル・執筆者
「S字カーブにみる小売業態の盛衰と店舗DX」
――流通経済研究所理事/中央大学大学院戦略経営研究科 教授 中村 博

「小売業の事例からスーパーマーケットにおけるDXの今後を考える」
――東京家政学院大学 現代生活学部 非常勤講師 鈴木 一正

「DXによるキャッシュレス決済比率向上の社会的意義―DXの道は経済の変革に通ずる―」
――流通経済研究所客員研究員/コペンハーゲン大学 客員研究員/横浜国立大学 大学院国際社会科学研究院 教授 鶴見 裕之

「対談:Web3と小売業の未来」
――中央大学 国際情報学部 教授/中央大学政策文化総合研究所 所長 岡嶋 裕史
流通経済研究所理事/中央大学大学院戦略経営研究科 教授 中村 博

「食品パッケージのリニューアルにおけるバーチャルリアリティ活用事例と有効性の検討」
――流通経済研究所主任研究員 三坂 昇司

◎その他のコンテンツ
寄稿論文
「なぜ東京に小売市場が定着しなかったのか(下)」
――流通経済研究所顧問/大阪市立大学 名誉教授 石原 武政

視点「「にぎわい」の科学」
――関西学院大学 商学部 教授 石淵 順也

■最新号目次・サマリー
https://www.dei.or.jp/information/info01

■「特集にあたって(巻頭言)」本文
https://note.com/dei_ryuken/n/n5f64949e9306

『流通情報』は、流通活動・マーケティングにまつわる重要テーマをめぐり、研究考察や提言を掲載する会員向けの研究情報誌(隔月刊、冊子/電子版)。メーカーや流通に関わる企業を中心に、約480の法人等が購読している。購読は、定期購読のみで、初回の購読号から1年間(計6号)で、年間購読料は税込33,000円。

冊子のほか、購読者専用のWEBページでファイル形式にて誌面を公開している。申込特典として、2017年以降発刊(第524号~)のバックナンバーを購読者専用ページで閲覧できる。現在、研究員によるバックナンバーを公開している。

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