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ローソン/北関東・甲信越6県、沖縄県で単発アルバイト求人サイト開始

2023年05月31日 14:03 / 経営

Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ)とローソンの合弁会社であるローソンスタッフは6月1日、ローソンの単発アルバイト専用の求人サイトローソンマッチボックスを北関東・甲信越の6県、沖縄県の各県版をそれぞれオープンする。

<単発アルバイト求人サイト7県で開始>
単発アルバイト求人サイト

同サイトを通じ、働きやすい環境整備を提供し、働き手の質を高めることでローソン店舗での接客サービスのさらなる向上を目指す。

同サイトの制作・運営はローソンスタッフが行う。

北関東・甲信越エリアでは、コロナの終息による人流回復で外食業を中心に求人が増えており、特に閉鎖商圏や駅前、行楽地などで人手不足の状況だという。

沖縄県でも、経済の回復に伴い求人が増加する中、沖縄県全体で人手不足が深刻な問題となっている。沖縄県では共働きの主婦層や学生の方に短期単発の仕事のニーズが高いと見込まれる。

コンビニエンスストア業界でも人手不足は喫緊の課題であり、短期単発の仕事や時間の融通のきく仕事など自由な働き方のニーズに柔軟に対応する求人条件が求められている。

「ローソンマッチボックス」では、それぞれの県のローソン店舗における短期・単発アルバイト情報が、まとめて掲載される。働き手は履歴書などの準備をすることなく、短日・数時間からの短期・単発求人に応募することができ、自分の時間に合わせた柔軟な働き方が可能。勤務後に申請が承認されれば最短で翌営業日中に給与が入金され、働いてすぐに給与を受け取ることができる。

<利用の流れ>
利用の流れ

また、働き手は店舗との合意のもとアプリ上で自分が働きやすい店舗をお気に入り登録することで、非公開求人の閲覧・応募を優先的に実現できるとしている。

北関東6県では、954店舗の75%にあたる720店舗が6月から利用を開始。年内には6県合計で90%以上の利用を計画している。

沖縄県においては、全259店舗のうち約37%にあたる95店舗が6月から利用をスタートする。年内に県内ローソンの50%の利用を目指す。

ローソンスタッフは2021年4月に、全国のローソンの単発アルバイト専用求人サイト「ローソンマッチボックス」をオープン。2022年9月には「ローソンマッチボックス北海道版」を開始した。

「ローソンマッチボックス北海道版」は、北海道約480店舗のうち50%以上が求人を出している。単発ならではの柔軟性と地域に根ざした求人が集約されていることから、1800人以上が登録している(2023年3月末現在)。また、直近の4月は1932件の応募があったという。

派遣社員が雇用できないとされたエリアでも多くの人材がマッチングしたり、単発求人から常勤クルーになったりと、地域の求人ニーズの高さを示しているとしている。

■各県のサイト
ローソンマッチボックス茨城県版:https://matchbox.jp/ls/ibaraki
ローソンマッチボックス栃木県版:https://matchbox.jp/ls/tochigi
ローソンマッチボックス群馬県版:https://matchbox.jp/ls/gunma
ローソンマッチボックス新潟県版:https://matchbox.jp/ls/niigata
ローソンマッチボックス山梨県版:https://matchbox.jp/ls/yamanashi
ローソンマッチボックス長野県版:https://matchbox.jp/ls/nagano
ローソンマッチボックス沖縄県版:https://matchbox.jp/ls/okinawa

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