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ファミリーマート/店頭販促とサイネージの連動で売上増

2023年05月31日 14:40 / IT・システム

ファミリーマートは5月31日、ゲート・ワン、データ・ワンと共同でファミリーマート店頭の販促施策に店内デジタルサイネージ「FamilyMartVision」を連動させた「売場連動企画」の結果、デジタルサイネージ設置店は、未設置店に比べ売り上げが伸びたと発表した。

<店頭販促とサイネージが連動>
店頭販促とサイネージが連動

売場とデジタルサイネージを連動することで、販売数量、カテゴリー売り上げ、ブランド認知の獲得へ十分な効果が得られたという。

「売場連動企画」の第1弾として、コカ・コーラ社の「ジョージア」ブランドの店頭プロモーションを2023年3月21日~4月3日実施。ファミリーマート全店のコーヒーカテゴリー全体は前年同期比17%増、ファミリーマートで取り扱う「ジョージア」3商品合計の販売目標に対する達成率は39%増と、前年同期実績、目標を大きく上回る結果だった。

また、FamilyMartVision設置店舗と未設置店舗の比較では、設置店舗は未設置店舗の11%増となった。

<サイネージ設置店ではより認知度が向上>
デジタルサイネージ設置店ではより認知度が向上

さらに、ファミペイアンケート調査において、ブランドリニューアルした「ジョージア」の認知度は、店頭POPのみを経由した認知率に対し、店頭POP+FamilyMartVision経由での認知度が21ポイント高かった。

アンケート調査結果からは、従来の店頭プロモーションにFamilyMartVisonが加わることにより、「ジョージア」のブランドリニューアルをより多くの顧客に伝えられていることがわかったという。

ファミリーマートは、現在約3000店に設置されているデジタルサイネージを、2023年中に約1万店に拡大予定だ。

今後も、デジタルサイネージと売場連動の対象商品カテゴリーを拡大していくとともに、ファミリーマートのアプリ「ファミペイ」や外部の媒体を活用したターゲティング広告なども含めた企画・施策を推進する。

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