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流通経済研究所/「流通情報」7月号は「農産物物流の課題と対応」特集

2023年07月06日 10:00 / 経営

流通経済研究所はこのほど、流通・マーケティングの研究情報誌「流通情報」の2023年7月号を発行した。7月号では「農産物物流の課題と対応」を特集した。

2024年4月から適用されるトラックドライバーの時間外労働時間の上限規制は、「物流の2024年問題」として広く知られるようになった。トラックドライバーにとっては働き方改革の実現につながる一方で、物流業界にとってはモノが運べなくなる事態が起きる可能性がある。特集では、農産物に焦点をあてて、この問題の解決策を考えている。

<流通情報>

◎特集「農産物物流の課題と対応」のポイント
・物流政策:農林水産省策定のガイドライン解説と残課題
・卸売市場:集荷機能を持つ卸売市場活用のポイント
・低温物流:丸和運輸機関にインタビュー
・パレット輸送:実証実験から見えた効果と課題
・ナレッジ共有:トラックドライバーの暗黙知を共有する必要性

◎特集「農産物物流の課題と対応」のタイトル・執筆者
「青果物物流の課題と対応」
――農林水産省 大臣官房 新事業・食品産業部 食品流通課 課長 武田 裕紀

「農産物物流の課題と展望」
――流通経済大学 流通情報学部 教授/物流科学研究所長 矢野 裕児

「インタビュー:低温食品物流の取り組み」
――丸和運輸機関 ソリューション営業部 部長 谷津 恭輔
(聞き手)流通経済研究所主任研究員 田代 英男

「農産物の物流効率化に向けたパレット輸送の推進」
――流通経済研究所主任研究員 田代 英男

「『物流の2024年問題』にみる農産物物流で置き去りにされている落とし穴
~ドライバーに蓄積する専門的なナレッジ消失の危機~」
――流通経済研究所上席研究員 吉間 めぐみ

◎その他のコンテンツ
論文
「コロナ禍を経たシニア層のオンラインショッピングへの意識と行動の変化」
――流通経済研究所客員研究員/玉川大学 経営学部 国際経営学科 准教授 矢野 尚幸

視点「サーキュラーエコノミー考-消費者欲求はどこまで変化したのか」
――大阪市立大学大学院 経営学研究科 准教授 二宮 麻里

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