F＆LC／水留社長「回転レーンにお寿司が回っている世界を残したい」
2023年11月10日 14:50 ／ 経営
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FOOD＆LIFE COMPANIESは11月10日、今後の回転寿司の運営方式として、何らかの形で、注文されていない寿司を回転レーンを流れ運営を継続する方向性を示した。
同日、都内で開催した2023年9月期決算説明会で、水留浩一社長は「回転レーンについては、社内でもいろんな考え方があるが、私はどちらかというと回転にこだわっている。回転レーンにお寿司が回っている世界を何らかの形で残せないかと強く思っている。その一つの形がバーチャルにお寿司を（デジタルサイネージに）流すデジローであり、一つの方向性だ。一方で、効率だけを求めたら、回転させない方がいいという現実もある。競合他社は、どちらかというとそちら側の方向に流れている。回転させない良さも一方で事実だ。我々としては、両方やっていくものありだと考えている。いろいろな形をお客様にご提案して、お客様が何をベストだと思っていただけるか、実験をしている」と述べた。
＜デジロー＞
その上で、「過去のように注文されていない寿司を回転レーンに単に乗せることは考えていない。ただ、食材ロスの削減のため、閉店間際で残りそうな食材をご提案するといった余地もある。（客席まで注文した商品を届ける）オートウェイター導入店舗は、寿司を回していない。デジローは、オートウェイタープラスビックパネル（デジタルサイネージ）なので、デジローが支持されれば、オートウェイター導入店舗にデジローを拡大するシナリオを持っている」と語った。
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