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セブン&アイ/株主優待制度を導入

2024年04月11日 11:00 / 経営

セブン&アイ・ホールディングスは4月10日、株主優待制度を導入すると発表した。

対象となる株主は初回のみ、基準日(2024年8月末日)現在の株主名簿上で、株式を100株以上保有する株主。2回目以降は、基準日(毎年2月末日)現在の株主名簿上で、株式を100株以上保有する株主となる。

継続保有期間が3年未満の場合、保有株式数が100株以上で2000円分、400株以上で2500円分、700株以上で3000円分のセブン&アイ共通商品券を進呈する。継続保有期間が3年以上の場合、保有株式数が100株以上で2500円分、400株以上で3000円分、700株以上で3500円分の同商品券を進呈する。商品券を希望しない株主は、社会貢献活動団体への寄付も選択可能とした。

<セブン&アイ>

グループは、すべてのステークホルダーから「信頼される、誠実な企業でありたい。」という創業以来の社是をグループ経営の根幹として、「常にお客様の立場に立って、新たな体験価値を提供することで、国内外の地域社会に貢献したい」という基本姿勢をグループ全体で共有し、毎日の生活に「食」を中心とした質の高い商品・サービスを届けることで、持続的な成長と企業価値の向上を図っている。

一方、日本国内においては、個人投資家のための税制優遇制度NISA(少額投資非課税制度)が拡充され、投資家層のさらなる拡大と長期的な資産形成に対する関心が高まっていくことが想定されている。

こうした状況を踏まえ、自社株式への投資の魅力を高め、より多くの株主に中長期的に保有してもらい、株主に、グループ店舗での買い物を通じて、事業に対する理解をより一層深め、グループのさらなるファンになってもらうことを目的として、株主優待制度を導入するという。

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