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三越伊勢丹/グループ行動規範策定、企業理念を実践

2024年05月08日 12:50 / 経営

三越伊勢丹ホールディングスは4月1日、「三越伊勢丹グループ行動規範」を策定した。同社は、昨年、新たな企業理念を制定し、ミッション「こころ動かす、ひとの力で」を実現することにより、「お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」を目指している。

グループ行動規範は、企業理念を実践するために、グループの役職員が日々の業務においていかに判断し、行動すべきかの倫理的基準を示すものであり、企業理念の基盤となるものという。

<三越伊勢丹グループ行動規範>

グループ行動規範は、「グループの姿勢」「社会に対する責任」「お客さまとの関わり方」「職場における心構え、公正な労働環境」の4つを柱としている。細谷敏幸社長CEOは、「私たちは、三越、伊勢丹、丸井今井、岩田屋をはじめとしたグループ各社の暖簾の下で、長年にわたりビジネスを行ってきたが、我々のビジネスは、お客さまをはじめ、全ステークホルダーの信頼の上に成り立っている。長年の歴史の中で培ってきた社会からの信頼やブランドに対するイメージ、社会において果たすべき責任がある」と述べている。

その上で、「私たちは、一人ひとりが常に会社の企業理念、なかでも『真摯な姿勢』で『健全な方法を選択』し、『社会的責任を果たす』ことで、初めてビジネスで成功し、それを持続可能なものにしていくことができる。これは、グループがサステナビリティ経営を進める上での基本となる行動だ。私を含め、グループの役職員が、困った時に振り返るにとどまらず、この行動規範の内容を十分理解し、日々の行動や判断時に活用することで、企業価値向上とグループの成長につながるものと信じている」とコメントしている。

■三越伊勢丹グループ行動規範
https://imhds.disclosure.site/ja/themes/298

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