力の源HD、ENEOS/「一風堂」などの廃食油をリサイクル

2024年05月29日 13:44 / 経営

力の源ホールディングスとENEOSは5月29日、廃食油を持続可能な航空燃料(SAF)の原料として活用する取り組みに関する基本合意書を締結したことを発表した。

<事業イメージ>

力の源ホールディングス傘下の「力の源カンパニー」ならびに「渡辺製麺」が運営する「一風堂」「因幡うどん」「そば蔵」の店舗および各子会社の自社工場で排出される廃食油を回収し、SAFへとリサイクルする仕組みを構築する。

将来的にENEOS和歌山製造所(和歌山県有田市)で事業化を進めるSAFの製造プラント(能力40万キロリットル/年)で原料として使用する予定だ。

なお、廃食油(廃食用油ともいう)は、揚げ物などの調理に使用された食用油の総称を指す。国内では食品工場や飲食店、スーパー、コンビニ、家庭などから年間約50万トン(2021年度)が排出されているという。現在、世界では廃食油を活用したSAFの生産が行われており、国内でも回収・活用の取り組みが広がっている。

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