スタバ/コーヒー豆かすリサイクル店舗拡大、年間計3500トン廃棄削減

2024年06月24日 11:25 / 経営

スターバックス コーヒー ジャパンは6月末、コーヒー抽出後の豆かすのリサイクル実施店舗を計約800店舗に拡大する。

<神奈川県を中心に200店舗追加>

店舗から出る廃棄物削減を目的に、2014年から続けてきた取組。現在実施している約600店舗に、神奈川県を中心とした約200店舗を加え、全国1917店舗(2024年3月末時点)のうち、計約800店舗へ拡大する。これにより、スターバックス全体で年間約3500トンの廃棄物削減を見込む。

今回、新たに追加となる約200店舗からは、回収した豆かすを酪農家へ有価で提供し、たい肥として活用されることで、乳生産に役立てられるという。

さらに、資源を利用するだけでなく、地球に還元する「リソースポジティブ」の実現に向けて、2030年までに国内全店舗でのリサイクルを目指す。

また、スターバックスはグローバル全体で「2030年までに廃棄物50%削減」の目標を掲げており、豆かすリサイクルの拡大によって目標達成に一歩近づく。今後も、各地域の特性や環境に応じて、さまざまな方法を検証しながら、さらにリサイクル対象店舗を拡大していく。

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