イオン/陸自東部方面隊と災害時などの連携強化に関する協定締結

2024年08月21日 10:20 / 経営

イオンは8月20日、陸上自衛隊東部方面隊と「大規模災害時等の連携強化に関する協定」を締結した。

<防災訓練イメージ(画像は2017年)>

大規模な自然災害時における被災者の迅速な救援および復旧等に連携・協力して対応することなどを目的としたもの。協定により、両者は災害の発生が予想される場合、速やかに行動ができるよう必要な情報交換を行う。災害時には自治体の要請に基づき、迅速な救援・復旧に必要な協力を実施する。

平時には、災害時等に適切な対応ができるように必要な事項を明らかにし、災害に関する情報の共有や防災訓練への協力、防災に関する会議への参加などを行う。

イオンは、有事の際も地域の暮らしを支え、社会インフラの役割を果たすために、巨大地震や津波を想定した防災訓練を継続的に実施するなど、事業継続に備える取り組みを積極的に推進している。

2011年の東日本大震災では、「イオン気仙沼店」(宮城県気仙沼市)など被災エリアの店舗駐車場を、復旧・復興にあたる工作車両の拠点として自衛隊に提供するなど、これまでにも自衛隊と協力関係を結んできた。

2012年6月には、小売業として初めて、陸上自衛隊補給統制本部との間で「大規模災害時における物資の供給要請に関する協定」を締結。陸自からの物資供給の協力要請に対応できる体制を整えた。直近では2024年1月の能登半島地震で、陸自を含む各行政の要請に基づき支援物資を配送している。

一方の陸自東方は、陸上自衛隊の中で、首都圏・関東・甲信越地方および静岡県を含む1都10県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・栃木県・茨城県・新潟県・長野県・山梨県・静岡県)の防衛警備や首都直下型地震を含む災害などにいち早く対応する役割を担っている。

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