ノジマ／バイオを112億円で買収
2024年11月11日 14:32 ／ 経営
ノジマは11月11日、VAIO（バイオ）の発行済み株式数の約93％を投資ファンドなどから取得すると発表した。
ノジマが管理する特別目的会社が、日本産業パートナーズまたはその子会社が管理・運営その他関与するファンドである日本産業第四号投資事業有限責任組合などとVAIOおよび、VAIO株式を約91.4％保有するVJホールディングス3（以下：VJHD3）の株式取得について合意。同日株式譲渡契約を締結した。
取得価格は、VJHD3およびVAIOの普通株式111億円、アドバイザリー費用など1億円の計112億円。株式譲渡効力発生日は2025年1月6日。
VAIOは、国内外におけるPC事業を主力事業とし、企画・設計から製造・販売、アフターサービスまで一気通貫で提供している。近年は、特に法人向け事業に注力している。
VAIOの2024年5月期業績は、売上収益421億2900万円、当期純利益9億8500万円。
今回の株式取得（子会社化）によって、VAIOの事業運営方針や顧客との関係に変更はないという。
今後、ノジマは、両社の顧客基盤を活用した双方の事業機会の創出・拡大や、グループの安定的な財務基盤を生かしたVAIO財務戦略の強化などを図る。
純国産PCメーカーとしてVAIOの魅力を国内外に届け、IT・デジタル関連商品・サービスの提供を通じて豊かな生活に貢献する「デジタル一番星」を理念に掲げるノジマグループの企業価値のさらなる向上を目指す。
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