ミニストップ/カスハラ対応方針を策定
2025年03月07日 17:02 / 経営
ミニストップは3月7日、「カスタマーハラスメント(以下:カスハラ)対応方針」を策定したと発表した。
店舗業務に従事するスタッフやミニストップ関係者に対する心ない言葉や動画撮影などの迷惑行為、社会通念上不当な要求を防ぎ、スタッフが安全・安心に働ける環境づくりを目指す。
カスハラから、ミニストップで働く一人ひとりを守るため、話し合いによる解決に至らない場合、警察やしかるべき機関への相談を行い、適切に対処するという。
また、「カスハラ対応方針」の周知のため、「レジコマーシャル」や「ポスター」を掲示する。
【カスハラ対象事例】※以下の記載は例示
「要求の内容が妥当性を欠く場合」の例
・企業の提供する商品・サービスに瑕疵(かし)・過失が認められない場合
・要求の内容が、企業の提供する商品・サービスの内容とは関係がない場合
「要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当な言動」の例
要求内容の妥当性にかかわらず不相当とされる可能性が高いもの
・身体的な攻撃(暴行、傷害) ・精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)
SNSやマスコミへの暴露をほのめかした脅し・威圧的な言動・土下座の要求
・継続的な(繰り返される)、執拗な(しつこい)言動 、長時間の電話
・拘束的な行動(不退去、居座り、監禁)
・差別的な言動・性的な言動
・従業員個人への攻撃、要求、インターネット・SNSへの個人情報(画像・音声含む)の投稿
要求内容の妥当性に照らして不相当とされる場合があるもの
・不当な商品交換の要求 ・不当な金銭補償の要求
・過剰な謝罪の要求
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