ダイヤモンドダイニングは7月15日、飲食店を運営するゼットンを子会社化すると発表した。
公開買付けによりゼットンの発行済み株式の42.00%を取得する予定で、ゼットは引き続き名古屋証券取引所セントレックス市場における上場を維持する予定だ。株式の取得価格は14億2942万6000円を計画する。
ゼットンとは、資本業務提携を締結した。ゼットンを持分法適用関連会社とし、両社が事業上の連携などを行うことで、両社の事業上のシナジーを実現させ、両社の企業価値と株主価値の最大化を図る。
業務提携により、国内飲食事業では、主力とする都心エリアや中京圏、関西圏での人材交流、物件情報共有などにより店舗営業体制強化を図るとともに、両社の不振店舗に関する情報などを相互共有の上、相互が持つ業態への業態変更も検討し、減損損失計上を抑制縮小化する。
両社が有する本社組織の独立性を尊重しつつ、本社組織の効率的かつ一体的な運用体制構築による本社コスト削減を図るため、一方のみが保有する本社機能のリソース共有化や両社で重複するバックオフィス機能の共通化に向けた取り組みを早期に検討・実施する。
海外事業と国内ブライダル事業では、将来的な組織再編を視野に、早期にノウハウ、人材等経営資源の共有を図り、緊密な連携体制を構築するという。
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