来日した創業者でPanda Restaurant Group,Inc.代表のアンドリューチェーン氏は「中華料理には、北京料理、上海料理、広東料理といった特徴的な料理があり、ひとつにはくくれない。その中で、我々はお客さまが望むメニューを追求してきた。売れるメニューを残した結果、いまの形態になった」と語る。
全体的な傾向として、人気メニューはどの地域でも人気メニューになることが多く、主力メニューは大きくは変わらない。そのため、1年間で3メニュー程度しか、新メニューは投入しない。
若い世代は、素材がいいメニューには、お金を払う傾向があるため、米国本国では、通常のビーフをシャンハイアンガスステーキというワンランク上の肉に変えたものなど、期間限定のメニューを投入しているという。
パンダエキスプレスの原点は1973年に創業した、中華レストランの「パンダイン」にあり、1983年にショッピングモールへ出店する機会があり、パンダエキスプレスが開発された。
フードコートであっても、できるだけ作りたての商品を提供するため、メニューは売れる数を予測して、小容量で作るようにしている。
専用のスチームテーブルに、メニューを盛り付けるが、お客に提供するまでに、20分程度経ってしまったものは廃棄している。米国のフードコートでは行列もあるため、廃棄はほとんどないという。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。




