津野三千代店長は「私自身だけでも60人以上のお客さまから意見をいただき、店舗スタッフなどの意見も含め100人以上の声を参考にした。1階のインフォメーションや約500人のWebアンケートも行い、リニューアルの内容を作ってきた」と語る。
上野駅周辺には、スイーツや簡単な食事を楽しみながらゆっくり座って休憩できるスペースがないというお客の声に対応した空間を目指した。
観光客・通勤客・地元の人のすべてのお客が気軽に利用できる「駅からふらっと立ち寄って休める場所」をコンセプトに出店店舗を選定した。
毎日でも利用できる値ごろ感のある価格帯の商品でもこだわりのある店舗を集めた。店舗によって価格帯は異なるが、ドリンク込みでランチで税込1000円前後のメニューを提供する飲食店を意識したという。
飲食店は壁面に配置し、フードセレクトの入口には、米卸の神明とさば料理専門店を展開する鯖やが開発した鯖料理専門の定食新業態「SABAR+(サバープラス)」を配置した。
店舗面積は約40m2で、客席数19席を設置。鯖漬け丼定食(930円)、鯖カツ丼定食(950円)などを提供。平均客単価は1000円程度を想定する。
ピザ・パスタのPIZZAPPYは、ソースとトッピングをお客が選び、カスタムメイドのメニューが作れるのが特徴。20cmのピザ、ゆであがりで200gのパスタともに、880円で提供する。
ピザ、パスタともに、トマト、ホワイト、バジル、チリ、カレー、てりやきの6種類からソースを選べる。トッピングは約15種類で3つまで選べ、有料で追加トッピングもできる。
国産クラフトビールやワインなどアルコールも提供。店舗面積は約40m2、客席数は20席で、平均客単価は1100円~1200円を想定する。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。