上野マルイは12月9日、地下1階をリニューアルし、イートインスペースの充実した食コーナー「Food select(フードセレクト)」をオープンする。7日、報道関係者向けに内覧会を開いた。
新しいストアコンセプト「来街されるすべてのお客さまに、楽しさを提供する店」の実現に向け2015年から実施してきた全館リニューアルの区切りとなる施策。
フードセレクトの施設面積は約330m2で、4店の飲食店と6店のスイーツ・カフェが出店する。リニューアルによる上野マルイのテナント構成比は、アパレル30%、雑貨60%、飲食10%となった。
今回、店舗後方と通路スペースに約50席のイートインスペースを設け、気軽に休憩しながら、食事やカフェ、スイーツなどが楽しめる空間とした。各飲食店専用の客席とあわせて、約100席の客席を用意した。
フードコートとは異なり、飲食店のメニューは飲食店スペースに設けた客席で提供する。誰でも使えるイートインスペースを打ち出しているため、上野マルイ内で購入した商品なら、アルコールも含め楽しむことができる。
東京メトロ「上野駅」に直結するフロアで、すでにスターバックスコーヒー、サーティーワンアイスクリーム、北野エースが出店している。各店舗で購入した商品もイートインスペースを利用できる。
デパ地下では、銘店のスイーツなどは、その場で食べることができないが、フードセレクトはイートインスペースを併設しているため、スイーツも店舗で楽しめるの特徴。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。