日本初出店のオリーブオイルブランド/銀座にグローサラント型店舗
2018年01月24日 13:00 / 店舗
イル・ド・フランスは1月25日、フランス生まれの高級オリーブオイルブランド「OLIVIERS&CO(オリヴィエ・アンド・コー)」の日本初店舗を東京・銀座にオープンする。
「OLIVIERS&CO」は、現在パリに8店舗、フランス国内に30店舗、世界15か国に75店舗を展開する、ミシュラン獲得シェフ御用達の高級オリーブオイルブランド。
日本第一号店となる「OLIVIERS&CO GINZA」では、オープン時はオリーブオイルで20種類(エクストラバージンオイルは12種)、オイル以外にもビネガー、ペーストなど全商品で60種類以上を取り揃えた。
店内のイートインスペースやテイスティングテーブルで、オリーブオイルとバゲットやチーズやハム、豆腐など様々な食材によるフードペアリング体験ができ、好みのオイルを選ぶことができる。
同社のエクストラバージンオイル(税抜4000~8000円・500ml)は、生産者の顔が見えるトレーサビリティを徹底。1本のボトルのオリーブオイルは、一つの農園のオリーブの実だけを使用。
収穫日時、オリーブの品種、生産量が記入され、生産者の名前を冠したダブルブランドで販売している。
オリーブオイルに慣れない日本人向けに100mlびんも用意している。
レモン、バジル、タイムといったフルーツ、ハーブをオリーブの実と材料段階から一緒に潰して作られたアロマティックオイル(100ml・1500円、250ml・2800円、500ml・4800円)もそろえている。
平均客単価は約5000円。主要ターゲットは、ライフスタイルにこだわりのある男女。
また、商品の販売・試食だけでなく、実際に「OLIVIERS&CO」のオリーブオイルを使用した食事を提供するイートインスペースを持つグローサラント型店舗となっている。
ランチ(11~14時)は週替りで、オリーブオイルを使ったメイン料理、サラダとスープ、2種類のパンがセット(1200円)。
カフェタイム(14~17時)は、フルーツビネガーを使ったパンナコッタとコーヒーセット(800円)を提供する。
ワインタイム(17~21時)は、チーズやハムとワインが楽しめる。
食べる直前に、好みのビネガーやオリーブオイルや塩、バルサミコビネガーなどをかけ、店内の商品と食材とのフードペアリングを楽しめる。
<オープン記念限定ボトルセット「オイル&バルサミコ」(7800円)>
1月24日に行われた店舗内覧会で、OLIVIERS&CO GINZAの炭本真吾ディレクターは、「オリーブオイルを通じて、日本人の食卓を創造性豊かにしたい。この店は単なる試飲だけでなく、料理とのマリアージュが楽しめます。今後、2~3年で5店舗程度の出店を検討しています」と説明。
OLIVIERS&COのジュリアン・ルアースト海外輸出マネージャーは、「当社の特色はトレーサビリティと品質、情熱です。オリーブオイルソムリエのエリック・ヴェルディエ氏が500以上のオリーブオイルを取り寄せ、テイスティングの上、優れたオイルのみを厳選しています」と話した。
■OLIVIERS&CO GINZA
住所:東京都中央区銀座1-3-3 G1ビル1階
電話番号:03-6263-2951
営業時間:11時~21時(L.O.20時30分)
延床面積:約52m2
席数:10席
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