モスフード/AIセルフレジの実証実験、音声でも注文可能
2019年02月13日 15:50 / IT・システム
モスフードサービスは2月15日~27日、AIベンチャーのリノシスと協力し、横浜市中区の「モスバーガー関内店」にてAIセルフレジの実証実験を行う。
同実験は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下:NEDO)が公募した、2017年度「AIシステム共同開発支援事業」の一環となる。
人手不足の解消のため、自然な接客を実現するAIセルフレジの開発を進め、モスバーガーの店舗スタッフならではの接客手法を画像認識、音声認識技術を用いて分析・解析し、AIシステムによる「おもてなし」の提供を目指す。
実際にモスバーガー関内店に導入されるAIセルフレジは、音声認識モデルの開発により、画面タッチだけでなく音声でも注文可能なシステムを実装している。
モスバーガーで実際に働くスタッフの接客を分析し、モデル化したことで、店員と対話するように、自然な流れで注文を聞く、利用する顧客の年齢や性別、注文履歴に応じたおすすめ商品の提示、顧客の音声での注文が曖昧な場合にも近しい商品を提示するといった機能を実現した。
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