日本チェーンストア協会/4月の総販売額は1.0%減の1兆642億円
2019年05月22日 11:50 / 月次
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日本チェーンストア協会が発表した4月のチェーンストア販売概況(会員企業58社、1万619店)によると、総販売額は1兆642億円(店舗調整後前年同月比1.0%減)となった。
部門別の販売額では、食料品6861億円(0.7%減)、衣料品822億円(7.0%減)、住関品2279億円(1.2%増)、サービス27億円(3.5%増)、その他651億円(3.2%減)。
店舗調整前では、総販売額0.2%増、食料品0.8%増、衣料品7.6%減、住関品2.1%増、サービス1.4%増、その他2.0%減だった。
4月度は、食料品はまずまずの動きだった。衣料品は天候不順の影響を受け苦戦、住関品は堅調に推移したが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった。
惣菜は、揚げ物、焼き物、焼き鳥は好調だったが、中華は苦戦した。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良かった。米飯、寿司の動きも良かった。
その他食品は、乳製品、ヨーグルト、パン、食用油、冷凍食品、缶詰、納豆、カニカマ、チョコレート、インスタントラーメン、和菓子などの動きは良かったものの、牛乳、米、飲料、乾麺、アイスクリーム、豆腐、ドレッシング、食酢などの動きは鈍かった。
農産品は、じゃがいも、玉ねぎ、ミニトマト、ブロッコリー、ほうれん草、きのこ類、カット野菜などの動きが良かったものの、キャベツ、レタス、きゅうり、白菜、人参、トマト、長いも、豆類などの動きは鈍かった。
果物では、デコポン、りんご、いちご、バナナ、アボカド、キウィフルーツ、ぶどうなどは動きが良かったが、すいか、メロンなどは苦戦した。
畜産品は、牛肉、鶏肉の動きは良かったが、豚肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きも鈍かった。
水産品は、刺身盛り合わせ、まぐろ、うなぎ、サーモン、真あじ、えび、海藻類などの動きは良かったものの、かつお、たこ、塩さば、塩鮭、切身、魚卵、干物などの動きは鈍かった。
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