三菱食品/4~6月、販管費・物流費増で営業利益38.4%減
2019年08月09日 13:00 / 決算
三菱食品が8月9日に発表した2020年3月期第1四半期決算は、売上高6614億2000万円(前年同期比2.9%増)、営業利益19億6400万円(38.4%減)、経常利益24億5700万円(37.1%減)、当期利益26億2700万円(2.0%増)となった。
加工食品事業は、売上高は1998億6100万円(2.1%増)、営業利益は1億5400万円(67.9%減)。売上高は、コンビニエンスストア、ドラッグストアとの取引が伸長したこと、嗜好品が好調で増加。利益面は、販管費の増加により、前年同期を下回った。
低温食品事業は、売上高は2647億1000万円(3.2%増)、営業利益は13億9000万円(32.3%減)。売上高は、コンビニエンスストア、ドラッグストアとの取引が堅調に推移、市販用冷凍食品、アイスクリームが好調によりプラス。利益面は、物流コストの増加の影響により、減益だった。
酒類事業は、売上高は1190億9900万円(2.8%増)、営業利益は3億2100万円(3.5%増)。売上高は、卸売、スーパーマーケットとの取引が伸長したことにより増加している。利益面は、販管費の削減により、前年同期を上回った。
菓子事業は、売上高は771億3600万円(3.9%増)、営業利益は3億1000万円(41.7%減)。売上高は、コンビニエンスストア、ドラッグストアとの取引が伸長したことや、スナック菓子が好調であったことによりプラス。利益面は、販管費の増加により、前年同期を下回った。
次期は売上高2兆6500億円(1.1%増)、営業利益160億円(4.4%減)、経常利益180億円(2.0%減)、当期利益120億円(0.3%増)を見込んでいる。
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