三越伊勢丹/若年層のプチギフト需要対応したEC「ムードマーク」
2019年10月31日 16:30 / EC
三越伊勢丹はこのほど、ミレニアルズのためのオンラインギフトブティック「MOO:DMARK(ムードマーク)」をオープンした。
同サイトは、20代後半から30代のミレニアル世代の女性をメインターゲットにしたカジュアルギフトのEC。中元、歳暮などの改まったギフトではなく、女子会・ホームパーティの手土産、職場のお礼、誕生日プレゼント、出産祝いなどを500~2000円代のプチギフトを対象とした。
菓子など食品(30%)、タオルなど生活雑貨(30%)、ビューティ(15%)、ベビー・子ども服(15%)など約1500アイテムを用意。今後、紳士・婦人ファッション雑貨など月100アイテムずつ追加していく。
同社では、「既存のECでは対応しきれなかったカジュアルギフトを、別サイトにして構築。若い世代のちょっとしたプレゼント、手土産需要に対応する。女性がメイン利用者だが、男性の利用者も2割いる」。
「目上や異性など、自分ではギフト選びが難しい場合でも、3つの質問に答えるとサイトでお勧め商品を提案する。メールでコンシェルジュに相談もでき、レコメンド商品や商品の背景も説明している。コンシェルジュ利用者の決定率、単価は高く、きめ細かなサービスが好評を得ている」としている。
また、ソーシャルギフトサービスも開始。住所は知らなくても、LINEアカウント、メールアドレスは知っていれば、ギフトを贈れる仕組みとなる。
サイトで贈るアイテムを選び、カートに入れ、「ソーシャルギフト」で送るをクリック。決済後に発行される「受取専用URL」を、ギフトを贈りたい相手にLINEやメールでシェアする。届け先住所、発送日時は相手先が入力するため、相手の住所、在宅の都合を聞かなくても気軽にギフトが贈れるという。
ラッピングは、MOO:D MARKオリジナル包装、伊勢丹包装またはブランド包装が選択できる。有料で紙のメッセージカード、無料のデジタルカードもセレクトできる。
■ムードマーク
https://moodmark.mistore.jp/
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