ファミリーマート/総額200億円投資「新コーヒーマシン」全店導入
2019年10月31日 16:50 / 商品
ファミリーマートは10月31日、総額200億円を投資し、ほぼ全店に新コーヒーマシンを導入したと発表した。
同日行われた新カフェオレ披露イベントで、澤田貴司社長が明らかにしたもの。
澤田社長は、「新コーヒーマシンは、専門店のようなふわふわミルクのカフェラテが作れ、150円とは思えないクオリティが楽しめる。本部の大事な仕事は、魅力的な商品を開発し、1人でも多くのお客を店に送客することだ」。
「カフェラテがけん引し、新マシンの導入後コーヒーの日商は、約10%増と成長を続けている。約2年かけて機械はサンデン、コーヒー豆はUCCの協力があり開発し、とてもおいしい商品を提供できる」と説明した。
2018年10月に導入を開始した新コーヒーマシンは、コーヒーの抽出に丁寧に時間をかけ、店で泡立てるようなふわふわでクリーミーな泡が楽しめるカフェラテ(税込150円)、抹茶ラテ(168円)、濃厚ココア(168円)など約20種類のメニューをそろえた。
ペーパードリップ式を採用することで、コクがありつつ、すっきりとした味わいを実現。同じ価格で「ブレンド」、「ブレンド濃いめ」を選べる。
商品・物流・品質管理本部の木内智朗・ファストフーズ部長は、「カフェラテなど生乳100%使用したミルクメニューは、女性に人気で、女性客の獲得にもつながっている。新マシンは、水道直結で水が補充しやすく、ミルクタンクも大容量なので交換の回数が減り、加盟店の負担も軽減できる」としている。
イベントでは、女優の木村多江さんが女性スパイに扮する、カフェラテのTVCM「カフェラテ ふわふわラテ」編も披露。木村さんがふわふわのミルクのカフェラテを絶賛した。
カフェラテに扮した鬼越トマホークも登場し、会場を盛り上げた。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。