マクドナルド/環境対応でデリバリーに「電動3輪バイク」試験導入
2020年06月18日 12:10 / 経営
日本マクドナルドは6月18日、「マックデリバリーサービス」の3輪バイクに「電動3輪バイク」のテスト導入を開始したと発表した。
5月から開始し、6月現在で神奈川県の3店舗で6台の「電動3輪バイク」が「マックデリバリーサービス」の宅配バイクとして稼働している。
今回「マックデリバリーサービス」の宅配バイクとしてテスト導入となったのは、モビリティブランドのaidea社製で走行安定性の高い3輪構造の電動バイク。電動バイクのテスト導入は、マクドナルドとしての持続可能な社会の実現に向けた活動の一環で、環境への配慮と、社会にやさしいモビリティとしての役割を担う。
デリバリーサービスを多店舗展開している業界において、電動3輪バイクが使用されるのは今回が国内でも初のケースだという。
7月末には東京都も含め約40店舗において、80台でのテストを予定している。
ガソリンエンジンのバイクが、1年間に排出するCO2の量は1台当たり約1.1t。走行時にCO2を排出しない電動バイクは、地球温暖化を抑制する一助となる。電動バイクには、エンジンバイクのように大きな始動音はもちろん、アイドリング中のエンジン音もなく、排気ガスを出さず匂いも少ないのが特長となっている。
■「マックデリバリーサービス」概要(2020年6月18日現在)
対象店舗数:約430店舗
展開地域:30都道府県(東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、宮城県、広島県、福岡県、沖縄県、愛媛県、鹿児島県、千葉県、熊本県、奈良県、岡山県、佐賀県、滋賀県、大分県、山口県、香川県、静岡県、宮崎県、三重県、群馬県、新潟県、長野県、高知県、北海道)※記載エリア内の一部地域
利用条件:1500円(税込)以上の購入+デリバリー料300円(税込)
※7時~10時30分の朝マック時間帯は1000円以上
注文方法:アプリ、Web、電話
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