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オークワ/3~5月営業収益8.8%増、内食需要増で通期予想を上方修正

2020年06月26日 12:20 / 決算

オークワが6月26日に発表した2021年2月期第1四半期決算によると、営業収益687億2000万円(前年同期比8.8%増)、営業利益20億1100万円(前期は2300万円の損失)、経常利益20億7100万円(前期は5100万円の利益)、親会社に帰属する当期利益11億6800万円(前期は2400万円の損失)となった。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりにより売上高が押し上げられた結果、増収増益となった。

新型コロナウイルスの感染拡大への対応として、従業員のマスク着用、手洗いなどの衛生管理の徹底など安全対策を行い、過度な混雑回避や商品の安定供給をはかるため、タイムサービスなどの自粛を行いながら、社会インフラとしての役割を担うべく、営業を継続している。

連結子会社については、食品スーパーのヒラマツは、コスト構造の見直しを図り増収増益。外食のオークフーズは、新型コロナウイルスの感染拡大による環境変化が影響し、減収減益だった。

リテールバックオフィスサポートは、グループ内を中心に店舗・施設の管理業務を継続して行い、サンライズは、農産物等の加工・配送を担うことで、グループ全体の業務効率化に寄与している。

新規出店は、愛知県下13店舗目となる「豊橋ミラまち店」(愛知県豊橋市)を2月にオープンし、東海エリアのドミナント強化を図った。3月には「名張西原店」(三重県名張市)を移転新築オープンし、合計で159店舗となっている。

第2四半期連結決算は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりにより売上高を押し上げたこと、同期間に予定していた改装及び大規模修繕計画を下半期(9~2月度)に延期したことで、前回発表予想を上回る見通しとなった。

また、通期は、新型コロナウイルスの影響で下半期の先行きが不透明なことから期初の収益計画を据え置き、第2四半期累計期間に予定していた改装及び大規模修繕計画を下半期に集中実施することを踏まえて、前回発表予想を上方修正した。

営業収益前回予想比60億円増の2740億円(3.2%増)、営業利益44億5000万円(29.0%増)、経常利益7億円増の47億円(25.1%増)、親会社に帰属する当期利益5億円増の20億円(39.9%増)を見込んでいる。

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