吉野家HD/フィリピンの現地企業と合弁契約締結
2021年02月17日 11:20 / 海外
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吉野家ホールディングスは2月16日、子会社YOSHINOYA INTERNATIONAL PHILIPPINES INC.(YIPI)が、フィリピンの外食最大手である Jollibee Foods Corporation(JFC)との間で合弁契約を締結したと発表した。
5月に合弁会社JOLLIBEE YOSHINOYA INC.を設立する予定で、資本金は1億3000万ペソ。出資比率は、JFC50%、YIPI50%とした。フィリピンにおいて、「吉野家」を10年で50店にすることを目指す。
グループはフィリピンを市場ポテンシャルが高い戦略的出店地域と位置づけ、1992年から「吉野家」ブランドをフランチャイズで展開している。
さらなる永続的な成長を目指すなか、フィリピンを中心に世界中で多くのレストランブランドを有するJFCと、双方のさらなる事業拡大を目的とし「吉野家」ブランドを展開する合弁会社設立に合意した。YIPIと合弁会社は「吉野家」ブランドに関するフランチャイズ契約を締結し、出店を加速させる。
合弁相手となるJFCは、フィリピンにおいて2020年12月末現在3257店舗を展開する同国最大のフードサービスとレストラン会社。
「To serve great tasting food, bringing the joy of eating to everyone.」をミッションとし、お客に楽しいダイニング体験を提供するブランドを成長させてきた。
同国には「Jollibee」、「Chowking」、「Greenwich」、「Red Ribbon」、「Mang Inasal」の5つの自社ブランドを持ち、世界33カ国に16のブランドを展開し、5824店舗を運営している。
今回のアライアンスにより、フィリピンにおける機動的な事業展開が可能となり、双方の企業価値をさらに高めることができるという。
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