日本ユニシス/小売向けAIロボの「棚割実態把握機能」提供開始
2021年10月07日 13:50 / IT・システム
日本ユニシスは10月7日、小売店舗向け業務代行AIロボット「RASFOR」において、「棚割実態把握機能」を提供開始した。
「RASFOR」は自律走行型AIロボットで、棚に並ぶ数千の商品を対象に、売価・POP期限・品切れのチェックを行う。
「棚割実態把握機能」は、「RASFOR」が撮影する棚画像をAIが解析し、棚の陳列状況を画像と数値データに出力する機能。店舗の棚陳列状況を画像解析に基づき数値化し、店舗運営の省力化と売上増を支援するもの。
小売業の本部にとって、店舗の棚陳列状況の把握は、陳列在庫切れによる売上ロス防止など、売上に直結する一方、人手に頼るしか解決できない課題だが、AIロボットによるデータの可視化により、大幅な業務改善が見込めるという。
「棚割実態把握機能」では、ロボットが撮影した棚画像とともに、AIの画像解析により、棚情報をCSVデータに変換する。業務システムと連携することで、商品情報を紐づけることができ、データ上に出力することが可能。データ化される情報は、棚割情報・品切れチェック情報・売価チェック情報の3種類となる。
AIロボットに「棚割実態把握機能」を組み込むことにより、棚の陳列状態を、個別商品単位で正確に把握でき、人手に頼る売場実態調査を代行する。収集した実態データは、棚割や売場の改善につながる重要な要素として、売上増減の要因分析に活用できる。
■日本ユニシス問い合わせ先
https://www.unisys.co.jp/newsrelease_contact/
IT・システム 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日
-
- 西武グループ、野村不動産/「軽井沢千ヶ滝地区」を共同開発
- 04月26日
-
- ニトリ/中国95店舗目「福州倉山愛琴海店」オープン
- 04月26日
-
- SHEIN/キャッシュレス決済「PayPay」導入
- 04月26日