ライフ/3~11月営業利益6.8%減、人件費・EC強化の物件費が増加
2022年01月11日 11:00 / 決算
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ライフコーポレーションが1月11日に発表した2022年2月期第3四半期決算によると、営業収益5747億6100万円(前年同期比1.1%増)、営業利益197億500万円(6.8%減)、経常利益202億2200万円(7.0%減)、親会社に帰属する当期利益137億1100万円(5.0%減)となった。
売上面では、営業収益は5747億6100万円(1.1%増)となるとともに、荒利率の改善により売上総利益は増益となった。一方、販管費は、採用強化に伴う人件費の増加に加え、新規出店に伴う賃借料、伸長しているEC強化の物件費も増加したことから、利益面では減益を計上している。
主な取り組みとしては、ネットスーパー事業では、システム面での利便性向上のために10Xと協業し、初のモバイルアプリ版となる「ライフネットスーパーアプリ」の提供を3月より開始し順調にダウンロード数を獲得しているという。
配送面はネットスーパー・来店宅配における安定した高い品質の配送網を構築するために、間口ホールディングスと共同でラストワンマイルを担う新会社「ライフホームデリバリー」を4月に設立、6月より事業を開始し11月末現在、ネットスーパーで5店舗、来店宅配14店舗で稼働するなど事業を漸次拡大している。
2019年9月より出店を始めたAmazonプライム会員向けサービスについては、配送地域を首都圏では、東京23区と都内7市、神奈川県8市、千葉県13市、埼玉県5市、近畿圏では、大阪府20市、兵庫県6市、京都府3市(それぞれ一部地域を除く)と充実させている。
新規店舗としては、3月に東日暮里店(東京都)、4月に溝口店(神奈川県)、9月に四条烏丸店(京都府)、本郷三丁目駅前店(東京都)、10月にナチュラルスーパーマーケットの3号店となるビオラルエキマルシェ大阪店(大阪府)、11月にセブンパーク天美店(大阪府)の6店舗を出店、2店舗閉鎖した。
既存店舗の改装としては、滝谷店、二条駅前店、神田和泉町店、石神井台店、岸部店、葛飾鎌倉店、岡町店、塩草店、西大泉店他、合計17店舗で顧客ニーズの変化に対応した改装を積極的に行っている。
通期は、営業収益7600億円(0.1%増)、営業利益190億円(30.6%減)、経常利益200億円(29.0%減)、親会社に帰属する当期利益125億円(29.9%減)を見込んでいる。
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