ショッピングセンター/3月既存店売上11.5%増、卒業・入学式などで衣料好調
2023年04月25日 16:14 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が4月25日に発表した月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比11.5%増となった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
7月 | 5.5%増 | 6.8%増 | 0.7%増 |
8月 | 15.8%増 | 19%増 | 4.1%増 |
9月 | 12.7%増 | 15.3%増 | 3.1%増 |
10月 | 9.2%増 | 10.7%増 | 3.1%増 |
11月 | 2.3%増 | 2.5%増 | 1.2%増 |
12月 | 4.9%増 | 5.4%増 | 3.0%増 |
1月 | 11.1%増 | 12.6%増 | 5.2%増 |
2月 | 19.9%増 | 23.8%増 | 6.9%増 |
3月 | 11.5%増 | 13.0%増 | 5.5%増 |
前年同月は3月21日まで全国的にまん延防止等重点措置が発出され外出自粛傾向が続いていたが、今年は行動制限がなかったことや引き続き実施された全国旅行支援により外出機運が高まったことで来館者数が増え、前年超えとなった。全国的に気温が上昇し、卒業式や入学式などのオケージョン需要も高まったことで衣料品が高稼働し、キーテナントを除くテナント売上では立地問わず2桁伸長。2019年と比較すると7.0%減とコロナ禍前を下回っているが、国内外の旅行客に人気だった東北と北陸の中心地域では2019年を上回った。
立地別にみると、中心地域は総合で18.2%増、周辺地域は8.3%増となった。国内外の旅行客などが増加したことで、特に中心地域の大都市が好調となっている。
業種別にみると、前年同月のまん延防止等重点措置の反動で、旅行客や歓送迎会の団体客を中心に飲食が好調だった。衣料品については月を通して気温が上昇したことで春物商材が高稼働。卒業式や入学式などのセレモニー需要や新生活需要もあり、オケージョン商材も好調だった。
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