PPIH/香川県産品の輸出拡大、青果物強化にブランド牛など
2023年07月27日 11:00 / 経営
香川県とパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は7月27日、輸出拡大等に関する連携協定を締結した。
<協定の様子>
香川県が県産品の輸出拡大に向けた連携協定を締結するのは、今回が初めて。香川県産品の海外販路拡大および販売促進を図り、地域経済の活性化に資することが目的。PPIHからは執行役員兼海外事業MDサポート本部長の渡辺 和博氏、香川県からは池田 豊人知事が出席した。
同協定の主な内容は、香川県産品の海外への販路開拓・拡大に関することや、輸出に取り組む生産者・製造事業者の掘り起こしとマッチングに関すること、「うどん県・アート県かがわ」の魅力発信に関することなど。
2者は、2021年からJA香川県や生産者を交えた個別商談を開催するなど、特に青果物の輸出を連携して実施。これまでブロッコリーやレタスなどの輸出に取り組んできた。今後は、青果物のより一層の販売拡大に加え、香川県ブランド畜・水産物であるオリーブ牛やオリーブハマチのほか、うどんや醤油、冷凍食品などの加工品、松盆栽をはじめとする盆栽の輸出に取り組んでいく考えだ。
<香港でのアスパラガスフェア>
同社の海外店舗では、日本の地域や商品にフォーカスし、ローカルの顧客に商品の魅力を伝えるフェアを開催している。2023年4月には、香港のドンドンドンキで、香川県産アスパラガス「さぬきのめざめ」にフィーチャーした「アスパラガスフェア」を実施し、現地の顧客から好評を得たという。
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