吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
2024年04月26日 17:55 / 経営
吉野家ホールディングスは4月26日、ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業の全株式を取得し、子会社化すると発表した。
取得価額は守秘義務契約に基づき非公開。譲渡実行日は5月1日の予定だ。
吉野家HDは今後の事業ポートフォリオ戦略において、ラーメン事業を次なる柱と位置付けており、中期経営計画(2022年度~2024年度)で成長の基盤づくりを進めている。
宝産業は、1970年に京都で創業。ラーメン店向けのめん、スープ、タレなどの商材の開発、製造、販売を行っている。
現在、国内に京都工場、関東工場を持ち、海外ではアメリカ、フランス、タイ、インドネシア、フィリピンに拠点を有してる。
オリジナリティーのある高品質なラーメン商材に特化した宝産業を同社グループに加え、ラーメン事業のバリューチェーンをさらに強化したい考え。
■宝産業
所在地:京都府京都市下鳥羽葭田町119
代表者の役職・氏名:代表取締役社長 井上光昌
事業内容:ラーメン店向けのめん、スープ、タレ、ギョーザなどの製造業
資本金:1000万円
設立年月日:1970年4月
大株主および持ち株比率:井上 廣(6000株:50%)、井上光昌(6000株:50%)
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