ショッピングセンター/5月既存店売上3.9%増、インバウンド客増加で前年越え
2024年06月25日 14:45 / 月次
日本ショッピングセンター協会が6月25日に発表した5月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比3.9%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
7月 | 12.4%増 | 13.8%増 | 7.6%増 |
8月 | 12.2%増 | 13.4%増 | 7.7%増 |
9月 | 7.5%増 | 8.1%増 | 5.5%増 |
10月 | 5.0%増 | 5.2%増 | 4.0%増 |
11月 | 8.9%増 | 10.5%増 | 3.5%増 |
12月 | 4.6%増 | 5.3%増 | 2.2%増 |
1月 | 5.1%増 | 5.9%増 | 1.9%増 |
2月 | 9.8%増 | 11.0%増 | 5.4%増 |
3月 | 7.4%増 | 7.6%増 | 6.5%増 |
4月 | 4.8%増 | 5.3%増 | 2.8%増 |
5月 | 3.9%増 | 4.1%増 | 3.1%増 |
前年に比べて休日が1日少なかったものの、気温上昇による夏物商材の稼働、大都市を中心にインバウンド客の来館者増加により前年を上回った。
立地別にみると、中心地域は総合で7.8%増、周辺地域は2.0%増。なかでも、中心地域・大都市がインバウンド客などの来館により好調だったという。
業種別にみると、「ファッション」は気温上昇により半袖やサンダルなどの夏物商材が稼働した。「雑貨・化粧品」は、紫外線対策アイテムやレイングッズのほか、母の日のギフト商材が好調。「飲食」は国内外旅行客や近隣イベント参加客の来館が好調で売上をけん引している。「サービス」は前年に比べて話題作が少なかったシネマが売上大幅減となり、来館者数に影響したSCもみられた。
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