イオン/IT事業を統合、新生「イオンスマートテクノロジー」誕生
2024年10月18日 17:14 / 経営
イオンスマートテクノロジー(以下:AST)は12月1日、イオンアイビス(以下:AIBS)のIT事業を分割・統合し、新生ASTを誕生させる。
ASTは、2020年にイオンのDXを推進するITインフラを担う企業として設立された。最新技術を活用してイオングループのデジタルシフト戦略を具現化するためのプラットフォーム構築や、ID統合などを進めている。
一方、既存のIT機能会社であるAIBSはPOS・会計、商品マスターなど基幹系システムを担当してきた。
今回の新生AST誕生により、バックエンドからフロントまで一貫したサービスの提供が可能となる。グループトータルアプリであるiAEONをはじめとするデジタルサービスを一体運営することで、両社が保有するソリューションを融合。最新のデジタル技術によって進化させ、新たなサービス領域を創出しグループシナジーの最大化を図りたい考え。
また、新生ASTは、グループ全体のDXを推進させるため、デジタル人材育成の拠点としての役割も担う。
■新「イオンスマートテクノロジー」
本社:千葉市美浜区中瀬1-5-1
代表者:羽生 有希
従業員数:454人(日給月給社員434人・時間給社員20人)
※2024年12月時点での見込み
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