西松屋 決算/2月期売上高、ネット販売やPBが好調で5%増に

2025年04月02日 17:41 / 決算

西松屋チェーンが4月2日に発表した2025年2月期決算によると、売上高1859億7400万円(前年同期比5.0%増)、営業利益121億8000万円(2.1%増)、経常利益126億5100万円(0.5%増)、当期純利益81億9500万円(0.1%減)となった。

西松屋のロゴマーク

インターネット販売では品ぞろえの拡充などにより西松屋公式オンラインストアの売上が大きく伸長。

商品面では、手頃な価格と顧客の立場に立った品質を備えた衣料品「ELFINDOLL(エルフィンドール)」、育児用品の「SmartAngel(スマートエンジェル)」の両プライベートブランド(PB)商品の売上が伸び、小学校高学年向け商品の販売が好調に推移した。

これらの結果、売上高は5.0%増となった。

利益面は、売上高増による売上総利益の増加により営業利益は2.1%増となったが、営業外収益の為替差益が減少した影響などで純利益は0.1%減となった。

前期の新規出店は55店舗。一方で不採算店舗のスクラップやリプレースで19店舗を閉鎖した。期末の店舗数は1145店舗となった。

2026年2月期は、売上高2000億円(7.5%増)、営業利益136億円(11.7%増)、経常利益140億円(10.7%増)、当期純利益93億500万円(13.6%増)を見込んでいる。

西松屋/2~11月は季節商品堅調も新紙幣対応などで販管費増加、増収減益

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