国分/ASN活用で荷役作業70%削減、キリンビールの物流業務で

2025年04月16日 17:14 / IT・システム

国分グループの国分首都圏は、ASN(事前出荷情報)の活用により荷役作業の大幅な低減を実現している。

<物流事例を説明する南社長>
物流事例を説明する南社長

4月16日に開催した2025年度の方針説明会の場で、南博貴社長が発表した。

汎用物流センター「西浦配送センター」(千葉県船橋市)において、昨年10月からキリビールの物流業務でASN活用を開始。

車両1台あたりの荷役作業時間が、以前は67分かかっていたのに対して、ASN活用後は20分で完了。約70%の時間削減が実現できた。

南社長は「検品レスの実施により、納品連絡のデジタル化、ドライバーの作業環境改善、荷下ろし時間の短縮、入荷待機時間の削減などにより物流資源の効率化が図れた」と説明。

さらに伝票レスの実施により、伝票事務作業の削減、デジタルによる効率化、ペーパーレス化などの効果も現れているという。

物流の改善は国分グループが実施しているCSアンケートでも、メーカーのニーズが「非常に高い要素」(南社長)となっている。

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