薬王堂HD 決算/3~8月増収増益、全部門で増収に

2025年10月06日 16:44 / 決算

薬王堂ホールディングスが10月6日に発表した2026年2月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高828億2100万円(前年同期比7.9%増)、営業利益34億7200万円(9.2%増)、経常利益35億7700万円(7.4%増)、親会社に帰属する当期利益25億3000万円(7.1%増)となった。

薬王堂のロゴマーク

売上高をカテゴリー別にみると、全部門で増収となった。

「ヘルス」は1.7%増の133億6900万円。医薬品は皮膚治療薬などが伸張し、衛生用品では生理用品などが伸張したことが要因。

「ビューティ」は7.4%増の110億9900万円。化粧品は基礎化粧品や男性化粧品などが好調で、トイレタリーではヘアケアやオーラルケアなどが伸張した。

「ホーム」は8.0%増の178億200万円。日用品は衣料洗剤や柔軟剤などが伸張し、バラエティ部門はペット関連商品などが伸びた。

「フード」は10.1%増の404億2600万円となり、部門別で最も高い伸びを示した。食品は日配品や冷凍食品、飲料などが好調に推移し、酒類ではビール類や酎ハイなどが伸張した。

出店戦略では、基盤となる東北エリアでの出店強化に加え、関東エリアへの初出店を実現し、岩手県3店舗、青森県2店舗、秋田県1店舗、宮城県3店舗、福島県1店舗、栃木県5店舗、茨城県1店舗の合計16店舗のドラッグストアを新規出店した。

8月末の店舗数は419店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局1店舗)となっている。

また、店舗戦略の一環として、青森県と宮城県を中心に28店舗の改装を実施し、レイアウト標準化を着実に進めている。

通期は、売上高1682億円(10.7%増)、営業利益57億5000万円(4.9%増)、経常利益60億5000万円(4.7%増)、親会社に帰属する当期利益44億円(2.9%増)を見込んでいる。

薬王堂HD 決算/3~5月増収増益、食品・日用品が好調

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