セブン&アイ/グループDX本部の組織変革を推進、IT・DXでアクセンチュアと連携
2025年10月15日 17:33 / IT・システム
セブン&アイ・ホールディングスは10月14日、グループDX本部の大半を、子会社セブン&アイ・ネットメディアに移管することを発表した。
現行のIT/DX機能は複数事業(スーパーストア・金融を含む)の支援を前提に組織化されていたが、今回の組織変革に伴い、よりCVS事業にフォーカスしたITシステムの構築を推進していくという。
なお、セブン&アイ・ネットメディアは、11月16日にSpireXへ商号変更する予定だ。
これに先立ち、セブン&アイ・ホールディングスは今般、アクセンチュアと組織変革推進・マネジメントに係る業務委託契約を締結した。
同パートナーシップは、グローバル運営に必要なIT/DX機能の追加・適正化の実現、R&Dの強化等、今後求められる新たな役割や責任の遂行に向けた、さまざまな可能性を模索することを目的としている。
SpireXの組織変革に向けては、生成AIをはじめとする先端デジタル技術を駆使した業務生産性向上とコスト削減を行うことで、セブン&アイの経営資源を将来の成長投資につなげていくことを目指す。
■セブン&アイ・ネットメディア
代表者:代表取締役社長 西村出
(セブン&アイ・ホールディングス 常務執行役員 グループDX本部長、セブン‐イレブン・ジャパン 執行役員 システム本部長)
資本金:25億円(セブン&アイ・ホールディングス100%子会社)
所在地:東京都千代田区二番町4-5
事業内容:セブン&アイ・ホールディングスおよびその連結子会社・関連会社のデジタル戦略を支えるシステム企画、デザイン、開発、運用
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