ヤマダ電機の子会社でパソコン専門店「TSUKUMO」を運営するProject Whiteは5月27日、東京・新橋銀座口に「ツクモデジタル.ライフ館」をグランドオープンした。
2015年4月10日にオープンし、2016年5月8日に閉店した「ヤマダ電機 LABI Amenity&TAX FREE新橋銀座口店」跡に出店した店舗。
ツクモは、ネットショップと秋葉原を中心に、池袋・吉祥寺・名古屋・札幌・福岡に9店を展開しており、10店目の出店となる。
ツクモデジタル.ライフ館は、秋葉原の本店を上回る店舗面積4082m2の規模で、ツクモで最大の店舗となる。
1階~8階までの8フロアで展開。ツクモは、BTO(Build to Order)パソコンや自作パソコン用パーツの販売を得意とする。
グラフィックカード、マザーボード、CPU、PCケースなど、通常の家電量販店では、あまり販売しない商品を展開する。
JR新橋駅日比谷口には、ヤマダ電機が展開する都市型家電専門店「LABI SHIMBASHI」があるため、通常の家電量販店にはない品ぞろえで、住み分けを図る。
ツクモは1月30日に「YAMADA IKEBUKUROアウトレット・リユース&TAXFREE館」6階に出店、3月12日に「YAMADA LABI 吉祥寺」7階に出店している。
これまで都内では秋葉原のみで店舗を展開しており、ヤマダ電機が展開する都市型家電専門店に出店することで、従来のお客とは違う客層の取り込みを図る。
LABI SHIMBASHIとツクモ新橋デジタル.ライフ館のレジカウンターには、両店の地図を用意し、相互送客をする。
新橋は、サラリーマンが多く集まる街であることから、1階には多くの人が親しみやすいApple Shopを配置した。
アップル製品が体験でき、アップル製品のアクセサリーも豊富に取りそろえた。そのほか、都内でも最大級のヘッドフォンコーナーを配置した。
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