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矢野経済研究所は8月8日、ヘアケア市場に関する調査結果を発表した。調査によると、2015年度の国内のヘアケア市場規模(毛髪業市場、植毛市場、発毛・育毛剤市場、ヘアケア剤市場の合計)は事業者売上高ベースで、前年度比0.7%減の4383億円であった。
2015年度の毛髪業の市場規模は0.1%増の1402億円、植毛市場規模は5.1%増の41億円、発毛・育毛剤市場規模は2.8%増の672億円、ヘアケア剤市場規模は2.2%減の2268億円であり、植毛市場、発毛・育毛剤市場の好調さが目だった。
2016年度の国内ヘアケア市場規模(事業者売上高ベース)は0.7%増の4413億円の微増推移を予測する。
国内市場は人口の高齢化の進展に加え、薄毛人口の増加、消費者のアンチエイジングに対する関心の高まりなどを背景に、今後も堅調に推移するものと考えるという。
調査におけるヘアケア市場は、毛髪業市場、植毛市場、発毛・育毛剤市場、ヘアケア剤市場の4分野で構成される。
このうち、毛髪業市場は、かつら・増毛および育毛・発毛サービスの提供やそれに伴う商品販売などを対象とし、ヘアケア剤市場にはシャンプー、リンス、トリートメントが含まれる。
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