ローソン/日本と中国の店舗で相互送客キャンペーン
2017年06月27日 12:53 / 海外
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ローソンと中国のアントフィナンシャルサービスグループは、年間で中国人観光客の訪日が最も見込まれる夏休みシーズン(7月、8月)に合わせて、アントフィナンシャル傘下のモバイル決済サービス「支付宝(アリペイ)」を通じて日本と中国のローソン店舗で共同販促キャンペーンを展開する。
ローソンが日本国内の店舗と海外店舗との相互送客を図るキャンペーンを行うのは初めて。
現在、日本国内では、1万3190店(全47都道府県)、中国では、1093店(上海と周辺702店、重慶144店、大連87店、北京58店、武漢102店)を展開している。
7月11日から、「アリペイ」アプリ内の「奨励金」という機能を活用して、日曜日から木曜日にかけて日本または中国のローソン店舗で「アリペイ」で決済したお客に、買い物金額に応じた一定比率のボーナスを還元する。
お客は貯めたボーナスを、同じ週の金曜日と土曜日に日本または中国のローソンで現金のように使うことができる。中国以外で「奨励金」サービスを利用できるのはローソンが初めてという。
7月24日から、中国のローソンで「アリペイ」で決済したお客には日本のローソンで利用できる人気商品「からあげクン」各種の30円割引クーポンを、日本のローソンで「アリペイ」で決済したお客には中国のローソンで利用できる人気飲料の2元割引クーポンを配布する。
「アリペイ」アプリで中国と海外で発行したクーポン券を相互に利用できるのは初めてという。
ローソンとアントフィナンシャルは日本における年間プロモーションの協定を6月15日に締結した。
7月1日から年間を通して、日本ローソンでの「アリペイ」利用者に常時キャッシュバックを実施するほか、毎週土曜日には阿里巴巴(アリババ)グループとアントフィナンシャル傘下のネットショッピング、旅行などさまざまなサービスに利用できる割引券を配布する。
アリペイは現在、中国で約5億人が利用し、中国のeコマースとモバイル決済市場で圧倒的なマーケットシェアを占めている。
ローソンは2017年1月に「アリペイ」の取り扱いを日本国内のローソン全店舗(約1万3000店)で開始している。
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