モスフード/フィリピンに初出店、2027年度までに50店体制へ
2019年06月07日 13:50 / 海外
モスフードサービスは6月6日、フィリピンの大手小麦粉製粉会社ゼネラル ミリングのグループ会社とパートナーシップ契約を締結し、フィリピンに出店すると発表した。
ASEAN諸国の中でもとくに高い経済成長を続けるフィリピンは、人口が1億人を超え、平均年齢も24歳と若く、出店にあたっては、欧米文化の影響を受けた20代前半~40代後半の比較的所得水準の高い男女をターゲットに設定。
2019年度内にマニラ首都圏に1号店を出店し、2027年度までに50店舗を出店する。
ゼネラル ミリングは、フィリピン全土に小麦粉を供給する現地の大手食品会社で、グループ会社の外食ビジネスを担うトーキョーコーヒーホールディングスと合弁会社を設立する。
トーキョーコーヒーホールディングスは、2000年に日本のコーヒーショップのフランチャイジーとして外食店経営を開始しており、ラーメンやレストランなどにビジネスを拡大し、日系ブランドの店舗も複数展開している。
モスフードサービスは、外食インフラ(教育、生産、物流)を自社で保有し、日本人の食へのこだわりを十分に理解していること、大きなビジネス基盤があり安定した継続経営が可能なことなどを踏まえ今回のパートナー契約締結を決定した。
海外展開は2012年の韓国以来、7年ぶり9つ目の国・地域への出店となる。
■MOS BURGER PHILIPPINES社
株主構成:モスフードサービス35%、トーキョーコーヒーホールディングス65%
出店計画:2027年度までに50店舗
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