国分/マレーシアに4温度帯対応の物流センター開設
2020年11月09日 14:00 / 海外
国分グループ本社は11月9日、グループ企業で、マレーシアで物流事業を展開するKokubu Food Logistics Malaysia Sdn. Bhdが、クアラ・ルンプール近郊に低温物流センターを開設したと発表した。
国分グループとTexchemグループは、2016年に低温物流事業会社のKokubu Food Logistics Malaysia Sdn. Bhd.を合弁で設立し、マレーシア国内の外食事業者、小売事業者の物流受託業務を行っている。
今回、マレーシアのクアラ・ルンプール近郊にあるシャー・アラム(Shah Alam)に低温を中心とする4温度帯対応の物流センターが稼動したことで、マレーシア国内にて、低温加工食品のコールドチェーン物流機能を発揮していく。
対応カテゴリーは冷凍食品、チルド、加工食品(米、チョコレート)、青果など。
在庫精度及び生産性向上を目的とした2000パレット保管可能な冷凍自動倉庫を導入した。
在庫保管型センターかつ、冷蔵仕分けスペースを有した通過型センター機能、厳格なペストコントロールと常時監視された温度管理システム、トレーニングされたスタッフによる荷役作業、品質管理部門の設置など、フードディフェンス機能を具備している。
シャー・アラム(Shah Alam)には3つの主要高速道路(Kesas Highway、Elite Highway、NKVE)があり、マレーシア半島全域への配送が可能となっている。
■KFLM Shah Alam Warehouse
所在地:Lot 22204,Jalan 33/52,Seksyen 33,40400 Shah Alam , Selangor , Malaysia
対応カテゴリー:冷凍食品、チルド、加工食品(米、チョコレート)、青果など
延床面積:9万9838sqft
対応温度:冷凍(-18度~-25度)2万5731sqft
冷蔵(0度~8度)1万3021sqft
エアコン(15度~20度)1万9976sqft
常温1万3611sqft
ローディングベイ1万4900sqft
その他(事務所等)1万2600sqft
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