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DON DON DONKI/シンガポール新店舗は「電車」がテーマ、駅弁に注目

2023年05月18日 10:25 / 海外

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下:PPIH)グループのパン・パシフィック・リテールマネジメントは6月1日、シンガポールに「DON DON DONKI Paya Lebar Quarter(パヤレバクォーター)」をオープンする。

<シンガポールの商業施設内に出店>
シンガポールの商業施設内に出店

同店が出店する「Paya Lebar Quarter Mall」は、Paya Lebar駅および集合住宅に直結している利便性の高い商業施設。出店地域であるPaya Lebarは再開発が予定され、将来的な発展が期待できるという。

日本の電車がテーマの同店では、日本各地で親しまれている駅弁を「おいしい弁当」と「最新技術を駆使した鉄道網」が融合した独自の文化と捉えている。この駅弁文化を体験できるよう、磯辺揚げとごぼうの天ぷらを副菜とし、焼きザケ、うなぎのかば焼きといった主菜が選べるメニュー6種類を用意している。

<駅弁文化を体験>
駅弁文化を体験

また、屋台めしも充実。屋台風の売り場とイートインスペースを設け、屋台の定番メニューである焼きそば、たこ焼きを販売する。

日本から取り寄せた風味豊かなソースを存分に味わえる「ソース焼きそば」、ねぎ塩ソースと海鮮のうま味が凝縮された「海鮮ねぎ塩焼きそば」、鉄板焼きのふわふわ卵がトッピングされた「オムレツソース焼きそば」などがそろう。

さらに、「DON DON DONKI」が手掛けるすし店「鮮選寿司」監修のすしコーナーも設置する。

世界中から取り寄せた新鮮なすしネタに、店内で精米した日本の「新潟県産こしいぶき」と独自ブレンドの赤酢で仕上げたすし飯を合わせている。

生魚になじみがない人も食べやすい「炙(あぶ)りすし」、店舗おすすめのにぎりずしや押しずしをセットにした「築地セット」などを用意。売り場にイートインスペースを併設している。

そのほか、日本から直輸入した野菜を使い、チーズやハム、ツナマヨといった具材と組み合わせたサンドイッチを約7種類提供予定だ。

日本産の果物と北海道産の生クリームをふわふわのパンに挟んだフルーツサンドも登場する。季節ごとの旬な日本の野菜・果物を楽しめる。

PPIHグループの海外における店舗数(2023年5月18日時点)は、DON DON DONKIなどの小売店舗は米国65店舗、シンガポール15店舗、タイ6店舗、香港9店舗、台湾2店舗、マレーシア4店舗、マカオ1店舗。鮮選寿司は香港5店舗、タイ4店舗、マレーシア2店舗。

■DON DON DONKI Paya Lebar Quarter Mall
営業時間:10時~23時(店舗)11時~22時 ※ラストオーダー21時30分(鮮選寿司)
所在地:10 Paya Lebar Road, #04-04/05/06/07/08/20/21/22/23/K210 Paya Lebar Quarter Mall
交通:電車/地下鉄(MRT)East West LineおよびCircle Line「Paya Lebar」駅直結
オープン:2023年6月1日10時 (シンガポール時間)
売場面積:約1134m2
建物構造:地上7階、地下2階建て(同社営業施設は地上4階)
商品構成:食品・総菜、飲料・酒、化粧品他
駐車台数:340台(施設共有)

<周辺地図>
周辺地図

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