コスモス薬品/6~2月は売上高8.2%増、営業利益10.8%増
2016年04月11日 14:00 / 決算
- 関連キーワード
- コスモス薬品
コスモス薬品の2016年5月期第3四半期決算は、売上高3278億300万円(前年同期比8.2%増)、営業利益134億2200万円(10.8%増)、経常利益149億3300万円(9.6%増)、当期利益92億200万円(12.8%増)となった。
日本の小売業は、「数品目だけを異常に安く売る日替わり特売」や「今日だけポイント5倍」といった、あの手この手の販売促進策で集客を図る店舗が数多くある。
しかし、自社グループはそのような販売促進策を行わず、「毎日安い(エブリデイ・ロー・プライス)」政策に磨きをかけた。
ごく限られた期間の「派手な安さ」ではなく、全てのお客が「安心の低価格」をいつも実感できるような店舗運営を目指した。店舗運営コストを抑制し、さらなる低価格販売が可能となるよう努力を続けた。
自社競合による一時的な収益性の低下も厭わず、次々と新規出店を行った。同時に、新商勢圏への店舗網拡大も図った。
新規出店は、中部地区に3店、関西地区に10店、中国地区に12店、四国地区に7店、九州地区に27店の合計59店となった。スクラップ&ビルドにより5店を閉鎖し、期末店舗数は710店となった。
来期は、売上高4400億円、営業利益174億円、経常利益191億円、当期利益117億円の見通し。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。