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AOKI/3月期は売上高2.6%増、営業利益6.5%減

2016年05月12日 13:50 / 決算

AOKIホールディングスの2016年3月期決算は、売上高1885億9400万円(前年同期比2.6%増)、営業利益177億8900万円(6.5%減)、経常利益176億2700万円(6.8%減)、当期利益97億1100万円(4.7%減)となった。

ファッション事業の売上高は1140億1500万円(1.2%増)、営業利益は夏のビジネススタイルの変化や暖冬の影響などにより既存店が苦戦し、98億1800万円(8.9%減)となった。

AOKIでは、「プレミアムウォッシュスーツ」などの機能性商品や好みのデザインに仕立てられる「パーソナルオーダースーツ」の提案の強化、ビジカジ(ビジネス&カジュアル)スタイルのニーズの高まりに対応し、秋冬からORIHICA(オリヒカ)とコラボレーションしたセットアップスーツを展開した。

店舗面では、イトーヨーカドーへの初出店を含め12店を新規出店する一方、移転などにより2店を閉鎖した結果、期末店舗数は567店(前期末557店)となった。

ORIHICAは、2015年10月に初のテレビCMを開始し新たなお客への訴求を図った。ビジネススタイルの多様化に対応したジャケット・パンツスタイルの「THE 3rd SUITS(サードスーツ)」を展開し、20代から40代のビジネスマンを中心に好評だった。

店舗面では、12店を新規出店する一方、営業効率改善のため9店を閉鎖した結果、期末店舗数は144店(前期末141店)となった。

来期は売上高1946億円、営業利益158億円、経常利益157億円、当期利益88億円の見通し。

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